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2011 Fiscal Year Annual Research Report

テーラーメイドで行う転倒予防指導の効果

Research Project

Project/Area Number 22700685
Research InstitutionKobe Gakuin University

Principal Investigator

浅井 剛  神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 助教 (50411880)

Keywords生活習慣病 / 転倒 / 二重課題 / 歩行
Research Abstract

地域在住健常女性13名(66.5±4.4歳)を対象に生活習慣病のリスクと二重課題歩行との関連性について検討を行った。生活習慣病リスクは,心血管疾患リスクファクター(腹囲,血圧,血液検査(HbAlc,TG,HDL))とメタボリックシンドロームの診断基準(腹部肥満,血圧高値,高血糖,脂質異常)に合致した項目の合計で評価をおこなった。また,運動習慣の有無と過去半年間の転倒経験の有無についてアンケート調査を行った。歩行測定には小型3軸加速度センサを用い,得られた加速度データから歩行のばらつき(stride time variability: STV)および各方向の歩行調和性の指標Harmoni cratio(HR)を算出した。歩行条件は快適歩行(single-task gait,SG)および歩きながら数字の逆唱を行う二重課題歩行(dual-taskgait,DG)とし,DGでのSTV,各方向のHRを転倒リスク指標とした。生活習慣リスクと各項目の関連性をSpearmanの順位相関係数を用いて確認をした後,転倒リスク指標を従属変数としたStepwise法による重回帰分析を行った(α<0.05)。重回帰分析の説明変数には,年齢,歩行速度,運動習慣,転倒の有無,生活習慣リスク数を用いた。生活習慣病リスクと有意な関連性があった項目は年齢,DGでのSTVおよびHRの鉛直方向であった。DG条件のSTVの重回帰分析では年齢に有意な関連性が認められた。また,DG条件のHRの鉛直方向の重回帰分析では生活習慣病リスク数(β=-0.698,調整済みR^2=0.44,p<0.01)に有意な関連性が認められた。本研究の結果から,生活習慣病のリスクが二重課題歩行の歩容と関連する可能性が示唆された。二重課題歩行の歩容は転倒との関連性が指摘されており,生活習慣病患者への運動指導では転倒リスクも考慮した運動指導が必要だと考えられた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

エントリーした対象者がいわゆる健康高齢者であったために,その後の調査において統計解析に耐えうる十分なメインアウトカム(転倒)が発生しなかったため。
歩行解析では,歩行指標の歩行速度依存性が新たな問題となったため。

Strategy for Future Research Activity

横断的調査が終了しているフィールドでの転倒発生のフォローアップを定期的に行う。また他のフィールドでの転倒リスク調査・測定もあわせて行う。
歩行分析については,歩行速度に依存しない体幹由来の歩行指標の開発を行う。効率的に研究を進めるために加速度センサは体幹の複数箇所に取り付ける。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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