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2012 Fiscal Year Annual Research Report

家庭科教育へのシティズンシップ教育の導入と展開

Research Project

Project/Area Number 22700719
Research Institutionくらしき作陽大学

Principal Investigator

諸岡 浩子  くらしき作陽大学, 食文化学部, 講師 (00412221)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords家庭科教育 / シティズンシップ教育 / ドイツ / 環境教育
Research Abstract

本研究は、家庭科教育におけるシティズンシップ教育の在り方について国際的視点から分析し、日本の家庭科教育への導入と展開をめざすことを目的とする。そこで、市民の環境に対する配慮行動などから、シティズンシップが育っているといわれるドイツのシティズンシップ教育の現状と事例から、特に個人の生活活動を視点としたシティズンシップ教育の扱いについて、聞き取り調査、カリキュラム研究、教育実践研究等から分析したうえで、日本の家庭科教育での授業案の作成を行う。
本年度は、本研究の最終年度であり、家庭科教育でのシティズンシップ教育の導入と展開について考察した。ドイツと日本の家庭科教育は教育システムの違いから比較することは困難であるが、学校プロジェクトなど学校全体の取組として、家庭科の内容を含んだシティズンシップ事例を見ることができ、ドイツの事例は日本の参考となりうる。したがって、日本とドイツの教育に関する論文をドイツの研究者にも読んでもらい、論文にまとめた内容について、意見や感想をもらうことを考えている。そこで作陽大学紀要にドイツ語で投稿した。また、平成22年度と23年度に行った文献調査とドイツでの現地調査を踏まえ、学校教育以外の組織と学校との連携についてドイツでの調査を追加した。具体的には市民団体が自主的に取り組んでいる学習会を訪れ、関係者からシティズンシップ活動の展開について意見を聞くことができた。これらの内容については、今後論文としてまとめていく予定である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (4 results)

All 2012

All Journal Article (2 results) Presentation (2 results)

  • [Journal Article] Zukunftiger Bildungsaspekt in Japan -Die Curriculumreform 2002/2003-2012

    • Author(s)
      諸岡浩子
    • Journal Title

      くらしき作陽大学紀要

      Volume: 45巻1号 Pages: 35~43

  • [Journal Article] Aufgabe der Umweltbildung in der Reform2012

    • Author(s)
      諸岡浩子
    • Journal Title

      くらしき作陽大学紀要

      Volume: 45巻2号 Pages: 31~42

  • [Presentation] 公教育における持続可能な社会の構築を目指す生活者の育成-家庭科教育カリキュラムの日独比較-2012

    • Author(s)
      諸岡浩子
    • Organizer
      日本家政学会中四国支部
    • Place of Presentation
      岡山県立大学
    • Year and Date
      20121007-20121007
  • [Presentation] 食と環境についての意識調査 -家庭科の授業による影響-2012

    • Author(s)
      加賀恵子
    • Organizer
      日本家庭科教育学会
    • Place of Presentation
      東京学芸大学
    • Year and Date
      20120701-20120701

URL: 

Published: 2014-07-24  

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