2012 Fiscal Year Annual Research Report
教室内の学習活動量を可視化する位置情報検出システムの開発と評価
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22700801
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
林 一雅 東京大学, 教養学部, 特任助教 (90422815)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | アクティブラーニング / ラーニングスタジオ |
Research Abstract |
本研究の目的は、大学での協調学習などのアクティブラーニングにおいて、教室内の教員と学生の学習活動量と行動軌跡をワイヤレスセンサーを利用して位置情報として抽出・可視化して、授業中のコミュニケーション分析を行い、授業改善に役立てるシステムを開発することである。 本年度は、昨年実施したアクティブラーニングスタジオを設計する際の学習活動を分析したことを踏まえて、デザインプロセスを分析して、形成的評価を行ない、新たなワイヤレスセンサーシステムを利用してシステム開発を継続した。シンガポール技術デザイン大学に滞在して、ワイヤレスセンサーを研究しているグループと意見交換を行なった。その結果、新しいワイヤレスセンサーデバイスの情報収集や現在のシステムのへ助言を得ることができた。 九州工業大学アクティブラーニングスタジオMiLAiSにて、アクティブラーニングスタジオの授業支援について、意見交換を行なった。それぞれ什器や教員の行動などについて、どのように運用しているのかについて、情報を得ることができた。グループワーク型の授業を想定して、異なるパターンの座席レイアウトの比較実験を行なった。各座席レイアウトのパターンでのグループワークのパフォーマンスを評価しながらグループワーク型授業を支援できる座席のレイアウトを分析して、授業中における座席レイアウトが与える影響について、検討を行なった。 アクティブラーニング型の授業の実践例をまとめた書籍を刊行するために、研究成果をまとめているところである。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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