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2010 Fiscal Year Annual Research Report

e-Campusでの行動履歴と成績との相関性の調査研究

Research Project

Project/Area Number 22700827
Research InstitutionTokyo University of Technology

Principal Investigator

天野 直紀  東京工科大学, メディア学部, 講師 (10367203)

Keywordse-Learning / 学習行動認識 / 学習行動履歴 / 学習態度
Research Abstract

本研究はe-Campus内で学習する学生の行動履歴と成績に相関性があるという仮説を立てて,行動履歴の特徴量の選定法を提案し,これを用いた実験的検証を通して,この仮説の妥当性を立証することを目的としている。初年度の活動内容として「位置情報システムの開発」と「アクション履歴自動取得システムの開発」を計画した。
位置情報システムは学内で研究代表者が中心に構築・運営している教育支援システムの履歴情報からネットワークアクセスに基づいた場所として取得できる環境を構築した。多くのレポート提出などが行われているため、追跡可能な位置情報は一定以上の密度となることが期待できることを確認した。
アクション履歴自動取得システムとしてノートPCの操作記録をとるものと、カメラによって学習者を直接観測する学習態度観察システムを構築した。操作記録としてはキーボード、マウス操作とそのときに対象となっている画面(アプリケーション。アクティブになっているウィンドウのタイトルなど)の記録をとるものを構築し、本研究の用途に対して適切なサンプリングレートを模索した。学習態度観察システムについては3次元計測環境を構築し、想定される様々な学習態度を実際に計測、データベース化するためのソフトウェアシステムの実現に注力した。その成果については学会で発表を行った。
年度末に集中的に行う予定であった被験者を用いた実験データの蓄積が震災の影響でほとんどできなかったが、これは翌年度と作業を入れ替えることで全体的な進捗の安定化を図った。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 学習者の振る舞いに着目した学習行動計測システムの構築2011

    • Author(s)
      川崎健太、天野直紀
    • Organizer
      情報処理学会第73回全国大会
    • Place of Presentation
      東京(東京工業大学)
    • Year and Date
      2011-03-03

URL: 

Published: 2012-07-19  

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