2013 Fiscal Year Annual Research Report
設備保守・点検作業における熟練技術伝承支援システムの開発
Project/Area Number |
22710147
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
滝 聖子 千葉工業大学, 社会システム科学部, 准教授 (50433181)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 経営工学 / 技能伝承 / 作業研究 / 設備管理 |
Research Abstract |
本研究では,設備保守・点検作業における熟練技術・技能の伝承を支援するために,各計測手法およびシステムを開発することを目的としている。平成25年度は,本研究の最終年度として,以下の2項目を実施した。 (1)開発した設備保守・点検作業支援システムの実企業での運用と検証 前年度までに開発した設備保守・点検作業支援システムを用いて,自動車部品製造気象(本社(岡山県)と製造工場(徳島県)の距離:約150km)と機械加工企業(本社(岡山県)と製造工場(インドネシア工場))において,設備保守・点検作業を行った。本システムを使用することにより,熟練者が離れた場所からリアルタイムで作業指示を行うことができ,トラブルへの対応時間短縮と熟練者の訪問回数減少という効果が得られた。また,設備保守・点検作業において,本システムの使用の有無により,訓練者の作業習熟に差があることが明らになり,本システムを使用することによって「作業時間」と「作業時の力加減」を熟練者に近づけることができた。さらに,実企業で長期間運用することにより,開発したシステムの有効性が確認された。 (2)研究成果の公表 これまでの研究成果として,国際会議IEOM2014で研究発表を行い,日本設備管理学会誌に論文が掲載された。また,Asia-Pacific Journal of Industrial Managementへの論文掲載も決定している。研究成果の公表により,本研究の重要性を示すことができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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