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2012 Fiscal Year Annual Research Report

先住民政策の国境を越えた転用に関する歴史研究:環太平洋地域の列強植民地を事例に

Research Project

Project/Area Number 22710260
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

宮下 敬志  立命館大学, 文学部, 助教 (50509346)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywordsアメリカ史 / 教育史 / 西洋史 / 先住民史 / 帝国主義 / 環太平洋
Research Abstract

本年度は、3年間の科研の研究期間の最終年度となった。3年前に計画した当初の予定では、日本のアイヌ政策・植民地政策に関して研究する予定であった。しかしながら、平成24年9月から平成25年3月まで本務校の学外研究でアメリカ・ペンシルベニア大学に渡航することが、前年度に本務校から申し渡されていたために、日本の政策に関しては前期に、後期は、当該課題のうち、アメリカ先住民に関する部分(土地政策・教育政策・法制度)について調査するよう計画変更を行った。ただ、その分、アメリカ側の資料から、アメリカ先住民政策の日本のアイヌ政策への転用について調査することができ、前者の研究(日本)についても、より研究が深まったと言える。
今回分析した歴史資料について具体的に言えば、前期には、主に吉田巌関連資料、『台湾学事調査復命書』の一部の調査・翻刻や、アイヌ教育者小谷部全一郎に関する新聞資料の調査を行った。後期は、ハンプトンインディアン学校とカーライルインディアン学校の資料や、アメリカ連邦政府資料の分析を行った。
一方、予定していた台湾植民地に関する歴史資料調査は、前述の学外研究のため、吉田巌関連資料以外の調査について、基礎的資料の分析にとどまっており、これは今後の研究課題となる。
これらの研究成果については、平成25年度中に学術論文を執筆する予定である。そのほか、6月のアメリカ学会、9月のアメリカ史学会にて、研究実績を報告することが決まっている。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 『世界史』としてのアメリカ先住民史:比較史的手法を用いたコールマンの著作の検討2012

    • Author(s)
      宮下敬志
    • Journal Title

      歴史家協会年報

      Volume: 18 Pages: 40-50

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2014-07-24  

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