2012 Fiscal Year Annual Research Report
高い付加価値を生み出す「ものづくりモデル」構築に関する研究
Project/Area Number |
22730310
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
富野 貴弘 明治大学, 商学部, 教授 (90366899)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 組織間連携 / ものづくり / 自動車産業 / 電機産業 |
Research Abstract |
本研究の目的は、ものづくりの組織間連携の仕組みに注目しながら、競争力のある(高付加価値型)のものづくりのあり方について考察し、実践的なインプリケーションを導き出そうというものである。ものづくりにおいて重要なのは、技術的側面だけではなく顧客にとって高い価値を生み出すことである。今年度は、本研究の最終年度ということで活動の中心は、主に成果の対外的発表(査読付き国際ジャーナル論文、書籍、紀要論文の発行)が中心となった。主な具体的成果は、以下の通りである。 1. "Strategic procurement through build to order system: an analysis of Japanese auto-manufacturers" International Journal of Procurement Management, Vol.5, No.4, pp.413-429.日本の自動車メーカーの部品調達システムに注目し、顧客満足を高める受注生産システムの分析を行ったものである。 2.『生産システムの市場適応力:時間をめぐる競争』同文館出版、2013年9月。本書では、日本の自動車メーカー(トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車、本田技研工業)、日本の総合電機メーカー(X社とY社)のケーススタディをもとに、生産と販売がいかに連携して市場動向に適応しながら競争力を発揮するべきかという点を明らかにした。 3.「ものづくりと時間サイクル:長期サイクルがもたらす競争力」『同志社商学』64巻5号、 100-122ページ。近年のビジネス環境において、あらゆる側面でスピードが重要視されているが、本稿で明らかにしたのは、逆に、ものづくりにおける長い時間サイクルを活用し高い競争力へと結びつけている企業のケース(トヨタ自動車とキャノン)である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)