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2011 Fiscal Year Annual Research Report

インターネット上の動画に関するリコメンデーション・システム

Research Project

Project/Area Number 22730333
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

ウィラワン ドニダハナ  大阪大学, 経済学研究科, 講師 (90432426)

Keywordsリコメンデーション・システム / 選択モデル / MCMC
Research Abstract

研究実施計画書にあったように、本研究の目的はインターネットの動画サイトにおけるリコメンデーションに対するユーザーの反応を明らかにすることにあり、それを達成するために平成23年度では関連データの収集と実証分析を行った。データの収集段階においては、分析に必要な動画閲覧行動と動画に対する態度のデータの収集を実施した。具体的には、被験者にある動画閲覧サイトにアクセスしてもらい、彼らの各動画の閲覧時間、推奨された動画の選択、お気に入りへの登録などの情報を記録した。被験者が見たい動画にアクセスする際に検索エンジンの利用や推奨動画のクリックなど様々な方法を利用することが可能である。今度もう一度見たい動画があればお気に入りに登録するように指示した。動画を閲覧してもらった後、それまで閲覧した動画に対する態度を測定するためのアンケート調査を行った。また、個人差で閲覧行動がどのように異なるかを明らかにするために、被験者に関するプロファイルデータの収集も実施した。
データの収集を終えて、次にデータ処理を行い集計分析によりデータ全体の傾向を検証した。集計結果より、動画サイト上で推薦された動画がよく選択され閲覧されてはいるものの、お気に入り動画どして登録されたケースが少ないということが分かった。ただし、お気に入りに登録された動画に対し被験者が好ましい態度を持っていることが分かった。また、被験者のプロファイルとして収集されたデモグラフィック変数をもとに被験者の間で閲覧行動に関して大きな違いは見られなかった。つぎに、収集したデータに平成22年度に構築したモデルを適用し、実証分析を行った。実証分析では、閲覧行動データのみを用いたモデルと閲覧・態度の両データを用いたモデルの分析を行い、比較を行った。分析結果から、閲覧行動データのみを用いたモデルに比べて閲覧・態度の両データを用いたモデルの説明力と予測精度が非常に優れていることが示されている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2011

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] E-コマースにおける情報探索及び購買行動に関する研究2011

    • Author(s)
      WIRAWAN DONY DAHANA
    • Organizer
      日本マーケティング・サイエンス学会
    • Place of Presentation
      株式会社電通(東京都)
    • Year and Date
      2011-12-03
  • [Presentation] 商品アソートメントの変化が考慮集合の形成とブランド選択に及ぼす影響2011

    • Author(s)
      WIRAWAN DONY DAHANA
    • Organizer
      日本マーケティング・サイエンス学会
    • Place of Presentation
      関西学院大学(兵庫県)
    • Year and Date
      2011-06-18

URL: 

Published: 2013-06-26  

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