2010 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者を対象としたプロダクティブ・アクティビティ促進プログラムの開発
Project/Area Number |
22730478
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中原 純 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (20547004)
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Keywords | シルバー人材センター / Productive Activity / well-being / 高齢者 |
Research Abstract |
平成22年度の繰越分である当研究は、プロダクティブな活動を行っている団体の高齢者に対して、調査を行い、PRIやwell-beingを向上させている活動内容はどういったものであるかを同定することを目的としている。これは平成22年度の交付申請書に記載した[研究(1)]の本調査である。また、茨木市シルバー人材センターにおけるこの調査は、当該センターの意向を受け、縦断調査を行うこととなった。これは、平成22年度の交付申請書の[研究(2)]、平成23年度の交付申請書に記載した研究の実施に該当する。すなわち、この調査中に[研究(1)]の本調査および[研究(2)]の第1波調査を兼ねたものである。 調査対象者茨木市シルバー人材センターに所属する高齢者約300名 調査内容a)基本属性(性別、年齢、主観的経済状況、主観的健康状態、最終学歴、同居形態) b)当該団体への所属前に行っていた活動 c)所属団体から提供された活動 d)Productive Role Identity Scale(PRIS;中原,2009) e)生活満足度尺度(LSI-K;古谷野他,1989) g)感情的well-being(中原,2011;Mroczek&Kolartz,1998)
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