2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22730695
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
吉冨 健一 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教 (00437576)
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Keywords | 気象 / データベース / 気象センサー / 視覚化 / Web / インタラクティブ / 等値線図 / 広島県 |
Research Abstract |
本年度は,アメダスなどWeb上に掲載されている気象情報(気温,湿度,気圧や雨量などの気象要素)を一定時間ごとに収集し,データベースとして蓄積する"収集システム"の作成を行った。また同時に,収隻システムで収集した気象情報を,Webブラウザ上でインタラクティブに取り扱うためのいわゆる現代的な"気象の学習支援システム"の試作を行った。 具体的には, ■収集システム:気温・湿度・気圧・雨量など気象センサーから得られる数値を,1時間おきに自動で取得し,回収したデータをSQLデータベースに蓄積するシステムの作成。 ■気象の学習支援システム:データベースから読み出した気象要素を様々な形で視覚化して表現するためのCGIプログラム群の試作。 ・気象要素の時間変化を視覚化 気象要素の時間変化を折れ線グラフ等で表示し,希望する日時の希望する表示期間(例えば24時間や1週間分など)を自由に選択可能とする。 ・気象要素の空間変化の視覚化 同じ時間でも,標高の高い県の北側では気温が低く,海岸沿いの平野部では暖かいなど,地域による違いを理解できるよう,広島県内の同一時間における気象要素の地域差を等値線図(コンター図)として表示。一定時間ごとに自動的に再描画を行い,それぞれの時間ごとに地域差がどのように変化していくか認識できるようにした ・土砂災害危険度の予測 豪雨による土砂災害発生の危険度の予測につなげるため,広島県内の累積雨量および実効雨量値の計算を自動化し,毎時自動的に計算を行い,等値線図(コンター図)として表示する プログラムなどの試作を行った。
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Research Products
(2 results)