2010 Fiscal Year Annual Research Report
特別支援教育における「学習の共有化」を促す音楽科授業デザインの開発
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22730699
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| Research Institution | Oita University |
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Principal Investigator |
藤原 志帆 大分大学, 教育福祉科学部, 講師 (20381022)
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| Keywords | 音楽科 / 特別支援教育 / 学習の共有化 / 授業デザイン |
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| Research Abstract |
本年度は、以下の3点について研究を進めた。
1.特別支援教育音楽科における「実態の多様な子どもたちの一斉指導」に関する課題の把握
2009年に行った「特別支援学校における音楽科指導に関する全国調査」の結果を、未分析データを含めて詳細に分析し直すとともに、特別支援学校や小・中学校の音楽科担当教員にインタビューを行い、「実態の多様な子どもたちの一斉指導」に関する課題を明らかにした。
2.特別支援教育音楽科における「学習の共有化」を支える理論的基盤の整理
特別支援教育一般や音楽療法場面において、実態の異なる子どもたちの活動に焦点を当てた文献を分析し、「学習の共有化」を支える「教材の選択」・「指導方法の工夫」とその理論的基盤について整理した。教授学一般の学習集団編成に関わる文献を分析し、「学習の共有化」を支える「指導方法の工夫」とその理論的基盤について整理した。
3.特別支援教育における「学習の共有化」を促す音楽科授業デザインの設計(一部)
上記1.2.より、「学習の共有化」を促す授業デザインのうち、主に(1)教材の選択(楽曲のアレンジ、楽譜の工夫など)、(2)指導方法の工夫(学習集団の編成、一斉指導における個別支援など)、に関わる部分の設計を行った。
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