2012 Fiscal Year Annual Research Report
複数の低解像度情報に基づく離散値出力システムの状態推定論
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22760325
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Research Institution | Maizuru National College of Technology |
Principal Investigator |
南 裕樹 舞鶴工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助教 (00548076)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 分散電源ネットワーク / マルチモーダル |
Research Abstract |
本年度は,二つの問題を検討した.一つ目は,複数の分散電源によって構成される電源ネットワークに対して,重要家が要求する電力と電源が供給する電力をバランスさせる問題である.本年度は,前年度に提案した分散電源の運転モード制御アルゴリズムの検証と改良を行った.具体的には,ネットワーク構造と収束性の関係や耐故障性をいくつかのシミュレーションを通して確認した.また,複数種類の電源に対応できるようにするために,アルゴリズムの改良を行った. 二つ目は,複数個のセンサを利用したメカトロニクス系の制御問題である.ここでは,カメラと超音波センサを利用してボール&ビームシステムの安定化制御を行った.二つのセンサの情報を統合するためのアルゴリズムを構築し,制御実験を通して制御性能が向上することを確認した.なお,この結果を今後発展させることにより,本研究課題の目標である,複数の低分解能センサを用いた状態推定論の構築につながると考えている. 本研究課題全体の実績はつぎのとおりである.本研究では,低解像度信号が出力されるシステムに注目し,低解像度信号から高解像度信号を推定する問題を検討した.その結果,まず,2値画像から濃淡画像を復元するアルゴリズムを超解像処理のアイデアに基づいて開発した.つぎに,低解像度画像を利用してロボットを制御するための超解像視覚フィードバック制御手法を考案した.さらに,分散電源ネットワークの制御問題を考察し,シンプルな分散制御アルゴリズムを提案した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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