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2010 Fiscal Year Annual Research Report

過積載を含む大型車両群による自動車荷重の実態把握と道路構造物への影響の分析

Research Project

Project/Area Number 22760349
Research InstitutionMeijo University

Principal Investigator

小塩 達也  名城大学, 理工学部, 准教授 (70303659)

Keywords鋼道路橋 / 維持管理 / 過積載 / Weigh-in-Motion / 疲労 / 累積被害測 / Bridge Weigh-in-Motion / 支点反力法
Research Abstract

研究計画に基づき(1)既存の荷重データ分析,(2)新たな荷重データの取得を行った.
(1)については,既存の荷重データの中から最も台数が多い国道19号地蔵橋におけるBWIMによる荷重データ(20万台)を対象とし,まずは積載車両と空車および過積載車両の判別方法について検討した.車両が空車であるかの判別方法として積載状態による重心位置の変化から推定する方法,空車・積載の軸重配分の典型パターンを抽出し,パターンマッチングにより判定する方法について検討した.台数が多いものの,軸重・総重量頻度分布において空車・積載の別が判別しにくい3軸後タンデム車両を対象として検討した結果,後者の方がより合理的な方法であると判明した.具体的な方法としては,下記のようになる.車両総重量頻度分布のピーク値および車両カタログ値により,空車・積載の典型パターンの総重量値(域)を決定,この総重量値を持つ車両群を荷重データから抽出,各軸重を平均したものを判定用軸重パターンとする.判定対象車の各軸重との残差2乗和を積載・空車のパターンについて計算し,小さい値を示す方のパターンをその車両の積載状態(空車・積載)とする.
過積載車両については,上記方法で積載と判別された車両について,軸重・総重量・隣接軸重が車両ごとに決められた制限値を超過するかどうかで判定することとした.
(2)については,東名阪自動車道小島高架橋において,2カ月におよびBWIMの観測を行なった.なお,BWIM以外の本線軸重計の荷重データの取得については,平成23年度において実施を検討することとした.

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 実測荷重データに基づく過積載車両の分析の試み2010

    • Author(s)
      小塩達也
    • Organizer
      土木学会第65回年次学術講演会
    • Place of Presentation
      北海道大学
    • Year and Date
      2010-09-02

URL: 

Published: 2012-07-19  

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