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2012 Fiscal Year Annual Research Report

新たな火炎放射モデルに関する研究

Research Project

Project/Area Number 22760446
Research InstitutionForestry and Forest Products Research Institute

Principal Investigator

上川 大輔  独立行政法人森林総合研究所, 木材改質研究領域, 主任研究員 (30409651)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords火炎 / 放射熱 / 赤外分光解析
Research Abstract

一般的な赤外熱画像装置は計測する波長範囲がおよそ7μm~14μm程度であり、火炎温度付近での放射波長のピーク(600~1000℃で2.7~3.2μm程度)とずれがある。昨年度までの成果により、この計測範囲での火炎放射率と全波長帯での放射率との関係を明らかにし、赤外熱画像装置による火炎の温度計測出力値を実際の火炎温度へと補正する方法を検証してきた。本年度はその実際の火炎温度へと補正する方法を用い、赤外分光分析装置によるプロパンガスバーナー火炎からの放射スペクトル分析結果に加え、プロパンガス、ブタノール、木材クリブそれぞれを燃料とする拡散火炎を形成し、それぞれの火炎から発生する放射熱をサーモビュアーにより計測、火炎の減衰係数分布、光路長分布を把握し、火炎放射率分布を算出した。さらにそれら情報より、火炎の形態係数を算出するための火炎面の単純化をどのようにすれば実際の値に近くなるか検討した。これらより実験に用いたプロパンガス、ブタノール、木材クリブそれぞれを燃料とする火炎からの放射熱を予測するモデルを導き、その妥当性を検証した。
これにより一通り火炎からの放射による熱移動を予測するための情報、モデルが整備され、当初の達成目標((1)赤外線画像装置により、火炎の放射強度、温度、見かけ上の放射率などを計測する方法を確立し、それぞれの分布等を明らかにする。(2)上記計測をもとに、放射予測の際の火炎形状簡略化の方法や、温度、放射率の簡易化を検証し、より実際の値に近くなる放射予測法を提案する。)が達成された。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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