2012 Fiscal Year Annual Research Report
酸化物メソポーラス材料を用いた形状制御金属ナノ粒子の3次元規則配置と光・触媒特性
Project/Area Number |
22760539
|
Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
河村 剛 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10548192)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | ナノ複合材料 / メソポーラス酸化物 / 表面プラズモン共鳴 / 偏光子 / 光触媒 / チタニア / 金 / 銀 |
Research Abstract |
メソポーラスシリカ、又は、メソポーラスシリカ-チタニアを鋳型として、その細孔内で金、又は、銀を析出させることで、ナノメートルスケールで構造が制御された複合体を合成した。 筒状細孔が一軸配向したメソポーラスシリカの細孔内で異方性を有する金を析出させることで、600nm以長の波長で機能する、膜厚200nm程の超薄膜偏光子となることを実証した。 メソポーラスシリカ-チタニアを鋳型として、細孔内に銀ナノロッドを析出させた場合、種々の波長を有する光を照射することで、銀ナノロッドの長さを制御できることがわかった。 作製した複合体はチタニアと金の相互作用を利用することで、多様な波長を吸収・利用できる新規光触媒としての応用の可能性も示唆された。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(9 results)