2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22791105
|
Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
越前屋 勝 秋田大学, 医学部, 講師 (60420056)
|
Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
|
Keywords | 睡眠 / 覚醒 / 朝型-夜型 / 活動量 / 眠気 / 睡眠の質 / 抑うつ傾向 |
Research Abstract |
健常被験者に7日間日常的な生活を過ごしてもらい、その睡眠覚醒パターンを睡眠日誌、アクチグラフ及びライフコーダを用いて測定した。また、被験者には朝型-夜型(Morningness-Eveningness Questionnaire:MEQ)、日中の眠気(Epworth Sleepiness Scale:ESS)、睡眠の質(Pittsburgh Sleep Quality Index:PSQI) 及び抑うつ傾向(CES-D)についての各質問紙に回答してもらい、睡眠覚醒パターンとの関係を調査した。睡眠時無呼吸の有無について、終夜経皮的動脈血酸素飽和度測定を実施した。 平成24年度までに計102名の被験者からデータ収集した。男性55名、女性47名、平均年齢21.8±2.9歳であった。MEQとPSQIの間に有意な負の相関関係(R=-0.344, p=0.001)を認め、夜型傾向の人ほど睡眠の質が悪い傾向があることが示唆された。CES-DとPSQIの間に有意な正の相関関係(R=0.421, p=0.000)を認め、抑うつ傾向が強いほど睡眠の質が悪い傾向があることが示唆された。CES-DとESSの間に有意な正の相関関係(R=0.325, p=0.001)を認め、抑うつ傾向が強いほど日中の眠気が強い傾向があることが示唆された。CES-DとMEQの間に有意な負の相関関係(R=-0.288, p=0.005)を認め、夜型傾向の人ほど抑うつ傾向が強い傾向があることが示唆された。 アクチグラフ、ライフコーダ、睡眠日誌で算出した睡眠指標を比較すると、3つの測定法間で入床時刻、入眠潜時、起床時刻、就床時間には有意差がみられなかった。一方、アクチグラフと睡眠日誌に比較してライフコーダでは中途覚醒時間が有意に長く、総睡眠時間が有意に短く、睡眠効率が有意に低く測定された。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(7 results)