2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22791371
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
安藤 圭 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (40566973)
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Keywords | KSPG / 5D4 / KSGal6ST-1 |
Research Abstract |
現在の日本では約10万人の以上の患者が麻痺を抱えたまま生活を余儀なくされており、毎年5000人以上の患者が脊髄損傷を来たし、発生率は若い世代で高く個人と社会に与える肉体的、精神的、経済的負担は極めて大きい。 これまで我々はケラタン硫酸(KS)プロテオグリカン(PG)を中心に細胞外基質についての研究を進め、周知のPGであるコンドロイチン硫酸(CS)と同様の神経軸索再生抑制効果をもつことがわかった。 本研究の目的は、いまだ未確立の脊髄損傷治療に対するKSPGの合成酵素(遺伝子)の神経軸索再生抑制効果、役割を調べることである。 ケラタン硫酸に対する抗体としては現在、disulfationを認識するとされる5D4とmonosulfationを認識するとされるBCD4があり、当教室でのデータでは脊髄もしくは脊髄損傷後に発現が増加するケラタン硫酸は5D4のepitopeである蛋白であり(BCD4の発現に変化はみられない)、現在のところ5D4が脊髄損傷に関与していると考えられる。5D4-reactive-KSはマウスの中枢神経において週齢とともに減少した。 脊髄損傷マウスの損傷部位を損傷後各週齢で取り出し、real-time PCRにより増加する合成酵素の同定を行ったところKSGal6ST-1の発現増加を認めており、脊髄損傷によるKS合成にとくにcriticalなものと考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Examination of the influence of ossification of the anterior longitudinal ligament on symptom progression and surgical outcome of ossification of the thoracic ligamentum flavum: a multicenter study2012
Author(s)
Kei Ando, Imagama S, Wakao N, Hirano K, Tauchi R, Muramoto A, Kato F, Yukawa Y, Kawakami N, Sato K, Matsubara Y, Kanemura T, Matsuyama Y, Ishiguro N
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Journal Title
J Neurosurg Spine
Volume: 16
Pages: 147-153
Peer Reviewed