2012 Fiscal Year Annual Research Report
尿道下裂発症に関わる責任遺伝子の同定と遺伝子治療への応用
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22791478
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
黒川 覚史 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50468253)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 尿道下裂 / 遺伝子 / マイクロアレイ |
Research Abstract |
尿道下裂のより深い理解と新しい治療法の開発のため、以下の2つの研究を行った。 1.モデル動物を用いた尿道形成時期の遺伝子解析を行い、疾患の発症に関わる候補遺伝子を同定する。 2.同定した遺伝子の発現部位をモデル動物において確認し、ヒトにおいても相同遺伝子の発現を確認する。 1.については11週齢の妊娠Sprague-Dawleyラットに対し非ステロイド性抗アンドロゲン剤flutamide 7.5mgを妊娠15日目から連日3日間腹腔内投与し、尿道下裂モデルラットを作成した。尿道下裂モデルラットとコントロールである正常ラットの双方から、妊娠17日目に胎仔からペニスを採取し、採取した胎仔のペニスからtotal RNAを抽出し、マイクロアレイ解析を行った。実際に発現差の認められた候補遺伝子は、SYBR greenを用いた定量RT-PCR法により実際の発現に有意差があるかどうか確認した。候補遺伝子の中でもProlactin-induced protein(Pip)遺伝子に着目した。 2.についてはPip発現部位を確認するために、ラット組織切片の免疫染色を行い、組織学的に検討した。陰茎包皮の表皮に発現を認めた。尿道下裂患者とコントロール患者(包茎など)の手術検体においてもPipの発現を免疫染色とWestern blotで確認した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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