2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22791866
|
Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
福井 雄二 東京医科歯科大学, 国際交流センター, 特任講師 (80549931)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 歯科補綴学 / 歯根破折 / 欠損補綴 / 支台築造 / 表面歪み / メタルコア / グラスファイバーポスト / Y-TZP |
Research Abstract |
本研究の目的として、歯根にかかる荷重の大きさや方向の条件が単冠修復時よりも厳しい欠損歯列に対する望ましい治療法の探求を挙げた。すなわち、機能時の歯根への応力集中と歯根破折や二次齲蝕との関連が指摘されており、またブリッジの支台歯には欠損側へ引き倒すような力が掛かることから、特に支台築造材料の弾性係数に着目し、支台築造後のブリッジモデルにおける歯根及び補綴物の表面歪みを測定することで、破折や接着の破綻についての予測を行うこととした。 負荷荷重時の補綴物の表面歪みに関して、研究指導をした大学院生が論文を執筆した(Nemoto R, Nozaki K, Fukui Y, Yamashita K, Miura H: Effect of framework design on the surface strain of zirconia fixed partial dentures. Dent Mater J. 2013;32(2):289-95.)。この論文では、補助的維持形態の付与が補綴物の表面歪みを有為に減少させたことを報告している。また、異なる支台築造の条件が補綴物および歯根の表面歪みに与える影響を調べ、指導する大学院生が学会発表を行った。(Inagaki T, Komada W, Nemoto R, Fukui Y, Miura H: Surface strain of abutment roots restored with 4-unit zirconia bridge. The 60th Annual Meeting of Japanese Association for Dental Research, Niigata, Japan, December 14-15, 2012.)この成果については今後論文執筆予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)