2012 Fiscal Year Annual Research Report
積層化骨芽細胞シート‐rhBMPによる骨再生系の確立
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22791945
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
林 達秀 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (70367621)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 骨再生 / 骨芽細胞シート / 積層化 / rhBMP-2 |
Research Abstract |
歯科領域においても顎骨の実質欠損に対して,あるいは 抜歯後の吸収した顎堤にインプラントを埋入する前など,骨移植を行う機会は多い.その際,短期間で移植部位が治癒することが望まれる.本研究は温度応答性培養皿を用いて まずは骨芽細胞シートを作製する,さらにこの細胞シートを積層化後骨欠損部に移植し,骨再生を促すことを目的として行ってきた. 前年度に入手したラット由来骨芽細胞(V-1 cell)を48穴の温度応答性培養皿に1×10<sup>5</sup>個播種すると,培養10日目前後にコンフルエントに達した.その後,21℃の条件下でシート状に回収することを試みたが上手くシート状に回収することができなかったため,15℃~25℃まで1℃ごとに温度条件を変えて回収を試みた.その結果,いずれの温度においても部分的には細胞をシート状に回収することはできたが,完全なシート状に回収することはできなかった.この理由として,V-1 cellが形成する細胞外基質(石灰化基質)の影響によるものと考える.さらに,部分的に回収した細胞シートにヒトリコンビナントBMP-2(rhBMP-2)を滴下し積層化を試みたが,回収できた細胞シートの範囲が狭かったためか積層化が困難であった. 同培養皿を用いて線維芽細胞および筋芽細胞をシート状に回収,さらにそれらの細胞シートの積層化,あるいは 線維芽細胞シート間に血管内皮細胞を挟み込んだ血管内皮細胞の編み目を持つ3次元組織を作製したといった報告は多数あるが,骨芽細胞に関する同様の報告は知るところではない.即ち,この温度応答性培養皿を用いて細胞をシート状に回収できるか否かは細胞の種類に依存すると考える.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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