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2012 Fiscal Year Annual Research Report

女性ホルモン減少は、口腔乾燥症の一因となりうるか?

Research Project

Project/Area Number 22792109
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

伊藤 加代子  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80401735)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords唾液 / 女性ホルモン
Research Abstract

昨年度まで、女性ホルモン量と自律神経機能および唾液分泌量との関連性について検討し、今年度は、口腔乾燥症に対する治療によって、自律神経機能および唾液分泌量がどのように変化するか検討した。
対象者は新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科くちのかわき外来を受診した女性患者10名とした。当初、初年度の研究の被験者のうち、唾液分泌量が低下している者を対象とする予定であったが、本介入研究への協力が得られなかったため、やむを得なく、対象者を外来受診者に変更した。10名のうち、2名は来院が中断し、2名は薬剤の服用が継続できなかったため、解析対象は6名となった。
年齢は60.7±7.2歳で、介入前の安静時唾液分泌量は1.17±0.75ml、刺激唾液はサクソンテストで1.97±1.1gであった。精神健康度(GHQ)は12±7.5、簡易更年期指数(SMI)は44.3±23.4、自律神経機能を示すLH/FHは、2.7±3.4であった。その後、漢方薬による加療を行った。6か月後には、安静時唾液分泌量は1.16±0.39ml、刺激唾液はサクソンテストで2.3±0.59g、GHQは9±2.4、SMIは31.5±9.8、LH/FHは1.4±0.5であったが、統計学的に有意は変化が認められたのは、SMIのみであった。
安静時唾液および自律神経機能は、測定時の状態に大きく影響する可能性が考えられる。今回、測定回数は、介入前後のいずれも1回ずつであった。今後、日を改めて3回程度測定し、平均を求めることが必要であるかもしれない。また、今後、対象者を増やして検討することが必要であると思われる。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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