2011 Fiscal Year Annual Research Report
小児看護専門看護師の認定に向けた大学院卒後教育プログラムの開発
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22792153
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
種吉 啓子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (80352053)
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Keywords | 看護教育 / 専門看護師 / 大学院卒後教育 |
Research Abstract |
本研究は,小児看護専門看護師(以下小児看護CNS)教育課程修了生に対して,認定申請が終了するまで継続してサポートをする整備を整えるため,小児看護CNSの認定に向けた大学院卒後教育プログラムの開発を行うことである. 本年度は,昨年に引き続きCNS候補生からデータを収集した.さらに,昨年度収集したデータの分析結果から,研究対象者を候補生のみならずCNSを取得して間もない看護師に広げる必要性が明らかになったため,CNSを取得して1年以内の看護師にも調査を行った.その後,インタビュー内容をグラウンデッド・セオリー・アプローチ(以下GTA)を用いて分析を行っている.分析結果については,分析結果の妥当性を高めるため,GTAを用いた研究経験のある教員とともに定期的に検討を重ねている.ただし,分析は1事例ごとに行い,その結果をもとに次のインタビュー対象者からどのようなデータを収集する必要があるのか検討する必要があるため,データ収集や分析には沢山の時間が必要であることから,今年度は結果の開示には至っていない.しかし,貴重なデータを収集できていると思われ,次年度も継続してデータ分析を行うとともに早期に結果が発表できるようまとめたいと考える.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー対象者の依頼が難しく,データ収集を迅速に行うことができなかったため,それに伴い分析結果の公表が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
データの分析を早急に進め,結果の開示ができるよう努めたい.
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