2012 Fiscal Year Annual Research Report
看護師に対するeラーニングを用いた糖尿病の運動指導実践能力教育プログラムの構築
Project/Area Number |
22792170
|
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
冨澤 登志子 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70333705)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 糖尿病 / 運動指導 / 自己効力感 / 看護師 / 糖尿病療養指導士 / eラーニング |
Research Abstract |
目的:糖尿病患者への運動指導に必要な基礎的知識・アセスメント能力の習得および実際に運動を実践することによる指導力の習得を目的とした看護職者の補完的教育システムの構築を目的とし、運動指導教育プログラムの実践、補完的教育プログラムの構築を行った。 方法:(1)23年度作成の運動プログラム(運動指導の意義、事前アセスメント:姿勢・筋力チェック・メディカルチェック・体力測定、運動プログラムの作成、基本プログラムについて:ストレッチの方法、筋肉トレーニングの方法、正しいウォーキングの方法、日常生活での身体活動量に関する内容)を2回開催。対象は日本糖尿病療養指導士および青森県糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師を含む8名 (2)Learning Management Systemを用いた運動指導育成プログラムのe-learning作成 結果及び考察:受講者の背景は、看護師4名、医師1名、理学療法士1名、薬剤師1名である。看護師の背景は、平均年齢39±9歳、糖尿病指導の業務従事歴15.2±9年と指導歴は長かった。指導士の有無、運動習慣の有無にかかわらず、「リスク予防および基本的運動指導に関する自信」および「個別性を重視した運動指導に関する自信」何れの尺度得点も受講後、有意に高くなった。また補完的教育プログラムとして、研修内容のPPTスライドに音声データを組み込み、Scorm化し、Learning Management System (SmartFORCE)にプログラムを構築した。運動の意義、事前チェック、トレーニングの実際において重要な項目の小テストも加えた。ストレッチ、筋肉トレーニング、有酸素運動については、実際に指導しやすいようにホームページ上に動画を埋め込み、視聴できるようにした。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|