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2012 Fiscal Year Annual Research Report

助産診断能力を高める分娩シミュレーションプログラム開発

Research Project

Project/Area Number 22792236
Research InstitutionGifu College of Nursing

Principal Investigator

布原 佳奈  岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (10295628)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords分娩 / シミュレーション / アセスメント / 動画教材
Research Abstract

本研究の目的は、①典型的な産婦事例を選定して模擬産婦を用いた動画教材を作成すること、②産婦をイメージ化しながら分娩経過にそって助産診断を行い、助産診断とシミュレータを活用した助産技術を連動させて学習する分娩シミュレーションプログラムを開発することである。平成24年度は、4年制看護大学1校の研究協力を得て、本研究で開発した産婦の動画教材を用いた学内演習を行い、学生および教員より評価を得た。
対象:4年制看護大学で助産を選択した学生4名および助産教育を担当する教員3名
方法:産婦のムービーを用いた演習を行い、自記式質問紙を郵送してもらい、学生および教員による評価を得た。
内容:学生には、演習による動機づけについて、動画教材のよかったところおよび改善が必要な点を尋ねた。教員には、動画教材のよかった点、改善が必要な点および演習方法や学生の反応について尋ねた。
結果:学生3名、教員3名より研究協力を得た。学生は演習による学習の動機づけについて、3名ともそう思う、まあそう思うと回答した。 動画教材のよかったところについては「産婦のリアルな状態を理解できた」「入院から分娩室入室、出産までの産婦の変化を追ってみることができた。」「家族に対するケアも考えることができた」等であった。改善が必要な点は、「分娩室入室後のケアをもっと学びたかった」「模型ではわからない排臨、発露を学びたい」「清潔野を作成するタイミングを学びたかった」等であった。教員については、「学生は出産場面のビデオは見ているが第1期の関わり方についてはイメージできる教材が少ないため参考になったと思われる」「産婦のイメージ化、家族を含めた対象者の心理について学べた」等がよかったこととして挙げられた。改善点としては「分娩進行を判断する情報がもっとほしい」「後半の場面は学生の集中力が途切れがちであった」等であった。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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