2011 Fiscal Year Annual Research Report
看護職・介護職者の死生観自己評価尺度および看取りケア支援ツールの開発に関する研究
Project/Area Number |
22792260
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
松井 瞳 信州大学, 医学部, 助教 (30569570)
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Keywords | 高齢者 / エンドオブライフ / 看護 / 介護 / 連携 |
Research Abstract |
本研究の目的は,介看護職者・介護職者が協働で高齢者への質の高い看取りケアを提供するためのプロセスを確立することである. (1)死生観自己評価尺度の変数項目の抽出: 前年度は,看取りに望む看護職および介護職の看取りに対する思いと連携強化の要因を明らかにするために質的調査を実施した.この調査結果から得られたカテゴリーと,看取りケアを専門としている研究者らとの意見交換や文献検討から,本研究に必要な「看取りに対する自信」および「態度」に関する項目に必要な情報が不足していたため,追加調査として,新たに2011年2~5月にかけて,看護師3名,介護職5名に追加でインタビュー調査を実施した.現在,質的に分析途中である.学会への参加などで,学内の老年看護学研究会等で意見交換を行った.今後,この結果と文献検討の結果をもとに変数を抽出し看取りケアに精通した研究者等よりスーパーバイズを受けた後,アンケートを作成し,信頼性・妥当性を検証する方向である. (2)文献検索: 文献検索の結果,特養での看取りケアに関するミューチュアルアクションリサーチに関する同様の研究論文が出された.類似の研究内容のためアクションリサーチ以外の方法についても検討を行っている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成22年度中に実施する研究の過程で、変数項目に関して追加で質的調査が必要となったため、平成23年度に実施して一部分析が終了した。また当該研究と同様の研究論文が出たため、研究の方向性についても見直しを行ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成22年度に実施する内容で追加調査の必要が生じたため、研究方法の見直しおよび、研究の追加が生じた。そのため、研究自体が遅れてしまっている。今後、アンケートの作成と調査開始に伴い、倫理審査申請書の作成を行う方向である。
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