2013 Fiscal Year Annual Research Report
地域・学校の協働による高校生のための子宮頸がん予防教育プログラム開発
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22792274
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
志田 淳子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (30530654)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 高校生 / 子宮頸がん / 教育プログラム |
Research Abstract |
本研究の目的は,地域・学校の協働により,高校生の子宮頸がん予防行動意図を高め,将来の予防行動につながる子宮頸がん予防教育プログラムを開発することである。 今年度は計画の最終年度であり,これまで実施した予備調査の結果より作成した概念枠組み,高等学校指導要領保健体育編,小・中・高の保健の学習内容等を踏まえて教育プログラム試案を開発した。さらに,A県内の県立高校(男女共学,以下モデル校)1年生全5クラスを実施群とし,保健の授業50分,計5コマにおいて,教育プログラム試案に基づく授業を展開した。授業はモデル校の体育科教諭と連携し,研究代表者が主たる実施者となり行った。授業では,芸術大学教員らとの協働で開発した生徒用教材,および教師用副読本を活用し,予定していた授業内容を滞りなく実施し終了した。 現在は教育プログラム試案の評価を進めている。具体的には,結果評価,影響評価として,実施群に行ったベースライン,授業終了後,授業終了から3か月後の自記式質問紙調査,および対照群であるモデル校2年生の自記式質問紙調査(実施群のベースライン調査と同様の内容)結果を比較分析している。また,プロセス評価として,授業終了後の自記式質問紙調査結果の分析のほか,授業で使用したワークシート等の質的分析を行っている。これらの分析を通して教育プログラム試案の有効性を検証し,高校生のための子宮頸がん予防教育プログラムを完成させる予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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