• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2010 Fiscal Year Annual Research Report

多器官大型化(MOG)突然変異遺伝子の単離

Research Project

Project/Area Number 22880045
Research InstitutionNational Institute of Agrobiological Sciences

Principal Investigator

内藤 健  独立行政法人農業生物資源研究所, ジーンバンク, 任期付研究員 (20581705)

KeywordsVigna属 / 大型化 / ケツルアズキ / QTL / 突然変異
Research Abstract

ケツルアズキ多器官大型化遺伝子(multi-organ gigantism : mog)の単離
mogはγ線照射によって得られた劣性の突然変異遺伝子であるが,その効果は大きく,葉・茎など複数の器官が大型化し,種子サイズは約2倍に増大する.
本年度は,mogをもつ栽培系統BC48に近縁野生種TC2210を3度戻し交配して得られたBC3F2系統1,559個体を用いて連鎖解析を行った.まずリョクトウのゲノムショットガンシーケンス情報と,Vigna/Glycine間のシンテニーを利用してMOG座周辺の領域に9個のSSRマーカーを作製した.マッピング集団におけるこれらのマーカーとmog表現型との連鎖解析を行ったところ,乗換えなしのマーカーが1つ得られた.しかしこのマーカーを用いてケツルアズキゲノムBACライブラリーのスクリーニングを試みたところ,ポジティブなクローンが得られなかったことから,目的の領域がライブラリーに取り込まれていないと考えられた.
そこで,ダイズゲノム情報を基に,MOG座周辺のケツルアズキ遺伝子を増幅できるプライマーを設計してPCRとシーケンスを繰り返し,新たに8つのCAPs/dCAPsマーカーを設計した.その結果,候補領域はダイズゲノム上の5つの遺伝子が座乗する,約50kbの領域に相当する領域に絞り込まれた.

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ケツルアズキ多器官大型化突然変異遺伝子のファインマッピング2011

    • Author(s)
      内藤健
    • Organizer
      第118回日本育種学会講演会
    • Place of Presentation
      秋田県立大学
    • Year and Date
      2011-09-25

URL: 

Published: 2012-07-19  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi