ピエゾセンサーを用いた簡便な嚥下機能評価システムの開発

2010 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 22890066
• Research Institution: Niigata University
• Principal Investigator: 敦井 智賀子 新潟大学, 医歯学総合研究科, 研究員 (90584623)
• Keywords: 医療・福祉 / リハビリテーション

Research Abstract

嚥下機能評価について、携帯型超音波診断装置にて,ボランティアの正常者に対して嚥下時の舌エコー画像について検討し,分析可能であることを確認した。具体的にはピエゾフィルムを用いた簡易型嚥下機能評価装置を開発した。このピエゾフィルムによる簡易型嚥下機能評価装置の出力波形パターンと超音波画像および,咬筋筋電図は同時測定可能であることが明らかになった。
無歯顎高齢者補綴治療による嚥下機能改善効果に対する基礎研究について,高齢無歯顎患者の補綴治療による嚥下機能改善の基礎研究として,下顎義歯の大臼歯部舌側床翼長が長すぎると嚥下時に痛みを伴うごとから,下顎乾燥頭蓋骨について大臼歯歯頸線から外斜線及び顎舌骨筋線までの距離の研究を行い,外斜線と顎舌骨筋線の関係や下顎大臼歯部の床翼長の指標の結果を報告した。