2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
文法記述と比較研究による琉球諸語と九州方言の歴史言語学的研究
Project/Area Number |
22H00007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 2:Literature, linguistics, and related fields
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
狩俣 繁久 琉球大学, 戦略的研究プロジェクトセンター, 産学官連携研究員 (50224712)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下地 理則 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (80570621)
白田 理人 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (60773306)
荻野 千砂子 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40331897)
坂井 美日 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 准教授 (00738916)
原田 走一郎 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (00796427)
木部 暢子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 名誉教授 (30192016)
平子 達也 南山大学, 人文学部, 准教授 (30758149)
五十嵐 陽介 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (00549008)
岡崎 威生 琉球大学, 工学部, 教授 (90213925)
和智 仲是 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教 (40635299)
當山 奈那 琉球大学, 人文社会学部, 准教授 (90792854)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、日琉祖語から分岐し九州を経て南下して琉球列島に拡散した「琉球諸語」、および、その母体となった「九州方言」を、現地調査と集団遺伝学等の手法を組み合わせて比較し、重層的な言語の歴史と系統関係を解明しようとするものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、応募者がこれまでに積み上げてきた研究成果を基盤とし、それをさらに発展させようとするものである。従来の音韻や語彙に基づく研究の限界を乗り越えるべく文法に焦点を当てた客観的かつ先進的な研究計画が立てられており、それを実施するための研究組織・体制も盤石である。危機言語・方言の記録・保存にも貢献する緊急性の高い研究で、学術的な意義に加えて社会的な意義も大きい。
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