2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
22H00055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 6:Political science and related fields
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
濱中 新吾 龍谷大学, 法学部, 教授 (40344783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (10396616)
高岡 豊 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 研究員 (10638711)
青山 弘之 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60450516)
錦田 愛子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (70451979)
今井 宏平 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 研究企画部, 海外研究員 (70727130)
山尾 大 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (80598706)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、中東諸国の国内政治を対象に、現実的な政策需要と統治機構への評価態度の関連を分析することで、国民から見た政府の承認、すなわち統治の正統性を明らかにする。具体的には、国家再建を目指す政治エリートが提案する政策、難民流入等の影響を受ける国々の政策的対応、グローバル化がもたらす社会の分断への各国の対応が、それぞれ国民の選好とどのくらい合致しているのかを実験世論調査を用いて分析する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究の主たる長所は、中東地域においてリモート的手法や各種の調査実験の試行を目指しているという独創性にある。研究目的を達成するための準備状況、共同研究者の選択などはいずれも適切である。特に難民受け入れなど、当該政治体制の存立にとって重要な争点を調査対象としている点で、現実政治に対して重要な示唆を与えうる研究である。
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