2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
複合極限条件下のミュオンスピン回転・共鳴法による水素化物超伝導の水素の挙動解明
Project/Area Number |
22H00110
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 13:Condensed matter physics and related fields
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
幸田 章宏 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (10415044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下村 浩一郎 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60242103)
三原 基嗣 大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (60294154)
清水 克哉 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (70283736)
有田 亮太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80332592)
髭本 亘 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 研究主幹 (90291103)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
超高圧・強磁場中でのミュオンスピン回転・共鳴測定法の技術を開発し、水素化物超伝導物質物質中の水素の位置・荷電状態・ダイナミクスを解明する研究である。高圧かつ強磁場の複合極限条件は、ミュオン実験において前人未踏の領域である。これを世界最高強度のミュオンビームを持つ、応募者が所属するJ-PARCで実施する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
水素化物超伝導における水素の状態・ダイナミクスは未解明な点が多く、挑戦的な研究である。応募者らならではの極限条件のもとでのミュオンスピン分光の技術と、世界最高強度のビームを持つJ-PARCだからこそできる研究であり、大きな成果が期待される。アイデアが明確で筋道のしっかりした研究計画であり、理論グループとの連携もあり強力な研究体制となっている。
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