2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
実測困難な光・速中性子核反応確率の高精度検証法と大規模RI製造時の核反応の選択
Project/Area Number |
22H00123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 15:Particle-, nuclear-, astro-physics, and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
菊永 英寿 東北大学, 先端量子ビーム科学研究センター, 准教授 (00435645)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 真一 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70334646)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究の目的は、加速器と放射化法を組み合わせることで、核医学において有用なRIを最も効率よく生成する方法を見出すことにある。RI製造に用いる核反応系における光核反応・速中性子反応の断面積の文献値間のばらつきを検証しながらRI製造能力を決定し、RI毎に効率的な製造反応の選択を可能とすることを目指す。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究によって、放射化法に加速器を組み合わせることで、一定の信頼性を持ったRI製造能力を、目的とするRI毎に見出すことが可能になると期待される。その上では、RI生成率から個別の反応断面積を検証するという方法を取り、RI製造能力最大化という実用上の基盤を整備するとともに、核反応断面積文献値の検証につながる。
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