2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
IV族元素を用いたダイヤモンド量子光源の電荷制御技術の研究
Project/Area Number |
22H00210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 21:Electrical and electronic engineering and related fields
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
岩崎 孝之 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80454031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 尚 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 拠点長 (80354413)
宮本 良之 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 上級主任研究員 (70500784)
牧野 俊晴 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 研究チーム長 (20360258)
岩本 敏 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40359667)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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Summary of the Research Project |
ダイヤモンド中の窒素-空孔(NV)センターが量子光源として注目を集めているが、本研究は、NVセンターの欠点を克服し、さらに高性能な量子光源の実現を目指して、応募者が提案したダイヤモンド中のスズや鉛原子と炭素原子の空孔が作る複合欠陥の光物性を評価し、電荷制御技術の確立や高品質化を行うという研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
応募者らが独自に提案・開発したIV族元素を用いたダイヤモンド量子光源の電荷制御技術により優れた量子光源が実現できれば、量子通信のみならず、量子計測などの分野の発展にもブレークスルーをもたらすことが期待され、高く評価できる。また、応募者の研究チームは、材料、デバイス作製、ナノ加工、理論の専門家が集結しており、実績も十分あり、本研究を遂行するための十分な体制が組まれている。
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