2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
環境安全性と構造安定性に着目した,掘削土の適正活用に関する研究
Project/Area Number |
22H00227
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 22:Civil engineering and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
勝見 武 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (60233764)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 和人 国立研究開発法人国立環境研究所, 福島地域協働研究拠点, 室長 (10353533)
肴倉 宏史 国立研究開発法人国立環境研究所, 資源循環領域, 室長 (70331973)
乾 徹 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (90324706)
保高 徹生 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究グループ長 (60610417)
高井 敦史 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (30598347)
加藤 智大 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (80943612)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、低濃度汚染土層から溶出する汚染物質の挙動の解明を通した盛土設計基準の確立、掘削土のマネジメント法の提案を目的とし、(1)土構造物中での重金属等の挙動の解明、(2)環境安全性と構造安定性を考慮した盛土設計基準の確立、(3)強靭性・生産性・社会受容性のコンテクストを踏まえた掘削土のマネジメント手法の提案を目指すものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
社会的ニーズに適合した課題であり、かつ学術的な「問い」は明確であり、環境安全性と構造安全性という異なる視点を統合させて掘削土の活用法を議論するという点において、独創性、学術的な新規性も認められる。研究計画も具体的に検討されており、有利に目的を達成することが期待できる。成果を得るための研究体制、実績、研究遂行能力も十分である。
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