2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
超伝導体と磁性体のファンデルワールスヘテロ構造に関する研究
Project/Area Number |
22H00278
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 28:Nano/micro science and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
Chen Yong 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (30806732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LUSTIKOVA JANA 東北大学, 先端スピントロニクス研究開発センター, 助教 (90847964)
熊谷 明哉 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 特任助教 (50568433)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
ファンデルワールス超伝導体とファンデルワールス磁性体のヘテロ構造を構築し、二次元磁性と二次元超伝導の協奏に注目する。具体的には、界面におけるスピン注入現象、磁性や磁気励起の近接効果が二次元高温超伝導に及ぼす影響、スピン軌道相互作用が強い二次元超伝導体におけるスピンホール効果と磁性体の磁化との相互作用、二次元磁性バリアを有するオール二次元ジョセフソン接合におけるジョセフソン効果を調べる。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
近年発見された二次元超伝導材料や二次元磁性材料を積層して、オール二次元ファンデルワールスヘテロ界面やその低次元性に起因した多様な物性を探索すること、そして全く新たな機能性を有する量子ビットやスピントロニクス素子の創出ばかりでなく、超伝導発現機構におけるスピンの役割の解明までを目指す研究提案であり、基礎科学の観点から独創性が認められる。
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