2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
明確な構造を有する共有結合性一次元ナノチューブの精密設計と機能開拓
Project/Area Number |
22H00334
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 35:Polymers, organic materials, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
生越 友樹 京都大学, 工学研究科, 教授 (00447682)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 研一 京都大学, 工学研究科, 助教 (10879406)
淺川 雅 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (90509605)
大谷 俊介 京都大学, 工学研究科, 助教 (90911503)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
有機分子から筒状の規則性の高い一次元ナノチューブを作り出すことを目的とする。未架橋部位をなくすために、アミンとカルボニル化合物との間のイミン形成、ボラン酸とジオールとの間のボラン酸エステル形成などの動的共有結合生成反応を利用して、長さの揃った欠陥の無い有機ナノチューブを合成することを目指す。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
有機分子から筒状の規則性の高い一次元ナノチューブを作り出そうとする興味深い研究である。未架橋部位をなくすために、アミンとカルボニル化合物との間のイミン形成、ボラン酸とジオールとの間のボラン酸エステル形成などの動的共有結合生成反応を利用して、長さの揃った欠陥の無い有機ナノチューブを合成しようとしている。研究方法も独創的であり、超分子化学のあらたなる進展に期待したい。
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