2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
低密度高気孔率物質のクロススケール構造制御による強靭化と機能開拓
Project/Area Number |
22H00342
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 36:Inorganic materials chemistry, energy-related chemistry, and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
中西 和樹 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (00188989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金森 主祥 京都大学, 理学研究科, 助教 (60452265)
長谷川 丈二 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 特任准教授 (60726412)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
空間的に希薄な架橋構造によって高気孔率・低密度の特徴を持つエアロゲルについて、ゲル形成化学種と共存成分との協奏・協同的作用による多孔構造の精密制御を行い、「力学特性」と「可視光透過率」および「断熱性能」という3つの機能が鼎立する低密度で高気孔率の材料の創製と構造形成機構の解明および構造制御指針の確立を目指す研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
低密度・高気孔率物質について、分子レベルからメソスケールにわたる広いスケールの気孔構造の形成機構が解明されることが期待される。重合誘起相分離系の多相構造形成を機能材料の創製へとつなげようとする意欲的な研究であり、エアロゲルの学理構築に貢献するだけでなく、固液接触デバイスの基礎をなす様々な応用に発展する可能性がある。
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