2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
家畜の繁殖制御技術開発に資する卵胞発育中枢の神経メカニズムの解明
Project/Area Number |
22H00397
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 42:Veterinary medical science, animal science, and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若林 嘉浩 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門, 上級研究員 (00510695)
松山 秀一 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (50455317)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
ヤギをウシのモデル動物として用い、ターゲットトキシンの視床下部弓状核内局所投与と投与部位近傍における神経活動の同時解析法、オプトジェネティクス技術および組織形態学的手法により、家畜の卵胞発育を制御するGnRHパルスジェネレーターのメカニズム、およびその活動を制御するメカニズムを完全に解明することを目的とする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
応募者らのグループが独自に開発した、ヤギの視床下部における多ニューロン発火活動記録に加え、ターゲットトキシンや光感受性イオンチャンネル遺伝子導入など、さらに発展させた観察手法を用いることで、視床下部弓状核のKNDyニューロン活動の調節機構の全容が解明され、KNDyニューロンがGnRHパルスジェネレーターであるとの仮説が証明されることが期待される。
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