2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
野生動物のコミュニティに出現した薬剤耐性菌の蔓延機序の解明と危険度分析
Project/Area Number |
22H00491
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
浅井 鉄夫 岐阜大学, 大学院連合獣医学研究科, 教授 (10509764)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 匡子 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (10466914)
蒔田 浩平 酪農学園大学, 獣医学群, 教授 (40588133)
森部 絢嗣 岐阜大学, 社会システム経営学環, 准教授 (50456620)
臼井 優 酪農学園大学, 獣医学群, 教授 (60639540)
玉村 雪乃 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 動物衛生研究部門, 主任研究員 (90584384)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、動物コミュニティに分布する薬剤耐性菌のゲノム解析と細菌学的評価により、薬剤耐性菌の蔓延に関連する要因を特定し、耐性遺伝子と病原因子の情報を用いた数理解析から人への毒性や定着性を評価することを目的としている。当該研究により、野生動物に出現した薬剤耐性菌の蔓延機序と危険度を明らかにすることで、野生動物の薬剤耐性菌による生息環境の汚染と人類への危害低減の方策を検討する研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、野生動物のコミュニティに出現した薬剤耐性菌の蔓延機序を解明し、その危険度を明らかにすることによって人類への危害低減を行うことを目的とする研究である。薬剤耐性菌の制御は社会的にも重要なテーマであり、人と野生動物との共生社会でおこる薬剤耐性に焦点をあてた研究として意義深く新規性を有する研究として評価できる。
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