2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
新規脳内小タンパク質NPGLによる生活習慣病発症防止メカニズムの解明
Project/Area Number |
22H00503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
浮穴 和義 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 教授 (10304370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坊農 秀雅 広島大学, 統合生命科学研究科(理), 教授 (20364789)
岩越 栄子 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 特任准教授 (50311296)
成松 勇樹 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 特任助教 (50994696)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究の目的は、応募者らが発見した新規脳因子(NPGL)の脂肪蓄積の分子メカニズムの解明によって、生活習慣病発症阻止メカニズムを明らかにすることである。肝臓・膵臓、免疫細胞、筋肉におけるNPGLの作用機序を解析し、逆行性トレーサーなどで中枢・末梢臓器連関を明らかにするなど、NPGLの生理機能と作用機序を統合的に明らかにする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究では、中枢にしか存在しないNPGLの異所性作用に着目し、末梢組織における生理機能、作用機序を解明するNPGLの応用展開的研究であるが、準備状況からも方向性が明確に示されている。NPGLの特異性作用の分子メカニズムを明らかにすることは、生活習慣病の予防、改善、発症メカニズムの解明やフレイル対策においても先駆的な研究になると期待される。
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