2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22H00538
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
八木 康史 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (60231643)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 友哉 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (70756709)
槇原 靖 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (90403005)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | コンピュータビジョン / パターン認識 / コンピューテショナルイメージング / 人物認識 / 3次元人体モデル / 符号化照明 / 超解像 |
Outline of Annual Research Achievements |
人物認識モジュールについて、多視点非同期歩行映像に対する時間同期を考慮した3次元人体モデル復元手法を開発し、人体モデルのシミュレータを用いた実験により、精度評価を行った。また、10,307名の多視点非同期歩行映像データベースである OUMVLP に上記手法を適用することで、大規模な3次元人体メッシュモデルデータベースOUMVLP-Mesh を構築した。 計測モジュールについて、歩容解析のための符号化照明パターンと画像再構成処理の同時最適化技術を開発した。シミュレーションにより効果を定量的に評価した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
人物認識モジュールについて、非同期多視点映像からの3次元人体モデル復元手法を開発すると、次年度以降の LiDAR データのシミュレーションを行うための基礎データベースとなる OUMVLP-Mesh を構築した。また、構築したデータベースや関連する3次元人体モデル解析手法の成果を、海外学術誌や国内外の学会で発表した。 計測モジュールについて、本課題のコンセプトのひとつである、照明と演算の最適化による少ない計測での高解像度歩容画像計測を、シミュレーションにより実証した。成果を国内会議に投稿した。
|
Strategy for Future Research Activity |
認識モジュールについて、構築した3次元歩行者モデルを活用した LiDAR による観測のシミュレーションデータを、様々な観測方向及び解像度にて生成する。また、点群に対する3次元人体モデル当てはめ手法を開発し、生成した LiDAR シミュレーションデータを用いて評価する。 計測モジュールについて、レーザープロジェクタを用いた光学系を構築し、原理実証実験を行う。また、実機実験における提案手法の効果を評価する。
|