Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
本研究は、学際的なアプローチにより、(a)都市緑地空間の特性(緑量、生物多様性、構成など)と時期、都市住民の価値観が特定の文化的サービスの提供にどのような影響を与え、(b)それらが利用者や周辺住民にもたらす人間の福利にどう影響するのかを明らかにしようとするものである。
東京と仙台を事例として、緑地空間と生物多様性、生態系サービス、人間の福利が相互に関連する部分(インターフェース)に関する新たな知見が積み重ねられることに学術的意義が認められる。このような研究によって、都市のグリーンインフラの価値が正しく評価され、SDGsの取り組みにつながることが期待される。