2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
尾瀬ヶ原湿原におけるシカ個体数推定手法の開発及びその実用化
Project/Area Number |
22H00576
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | Kyoto University of Advanced Science |
Principal Investigator |
沖 一雄 京都先端科学大学, 工学部, 教授 (50292628)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧 雅康 福島大学, 食農学類, 教授 (50375391)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
尾瀬ヶ原湿原において、複数のマイクロフォンセンサと熱赤外カメラを搭載したドローンセンシングを用いて、シカの動きに影響を受けにくく、人による踏査が難しい湿地帯でも高精度にシカの個体数を評価する手法を開発する。そして湿原域におけるシカ個体数の推定手法の提案を行い、個体群管理に向けた捕獲手法の開発にも貢献する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究によるシカの個体数の推定手法は、合理的な個体数の調整にもつながる点で学術的重要性が高い。これまでに個体数推定に向けての地上踏査、自動カメラ、ドローンなどによる観測手法については多くの研究があるが、マイクロフォンによる推定は独自性が高い。また、現在の日本の鳥獣害と自然保護の状況を考慮すると、学術面とともに社会実装面での成果が期待される。
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