2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
レトロウイルス感染症の根治を目指した新規光ゲノム編集技術の開発
Project/Area Number |
22H00593
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
山吉 麻子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 教授 (70380532)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳田 崇 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (50314539)
駒野 淳 大阪医科薬科大学, 薬学部, 教授 (60356251)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究では、細菌由来のDNA切断酵素を「用いない」新しい光ゲノム編集技術を提案する。すなわち独自に設計した光架橋性核酸医薬(Light-Scissors)を用い、ゲノムDNAの配列特異的な切断を誘導する手法を世界にさきがけて開発し、新たなプロウイルス遺伝子の不活性化法へと展開する。本法は、有機化学的な全合成が可能な人工核酸によりゲノム編集を行える点で従来型の手法とは一線を画すものである。また、光操作による時空間的制御も可能となる。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
細菌由来のDNA切断酵素を用いない光ゲノム編集技術、すなわち、光架橋性分子であるソラレンを三重鎖形成核酸(TFO)に導入したLight-Scissorsの開発で、従来のCRISPR/Cas9の問題点を解決するもので革新性が非常に高い。
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