2022 Fiscal Year Final Research Report
揺動刺激が重症心身障害児の体圧分散と情動と自律神経に与える効果について
Project/Area Number |
22H04128
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
Ozaki mitsuki 宮崎大学, 教育学部, 講師
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 揺動刺激 / 重症心身障害児 / 自律神経 |
Outline of Final Research Achievements |
各条件における各測定項目の中央値と条件間の変化量の差を調査した結果、自律神経反応は、揺動刺激条件において有意差がみられた(p<0.05)。また、各測定項目の条件間の変化量については、自律神経反応の変化量に有意差がみられた(p<0.05)。さらに、担任に実施した観察用質問紙の回答の各条件の中央値と効果量を算出したところ、“リラックス”の項目のみ有意差がみられ(p<0.05)、効果量はlargeであった。よって、本研究結果から、揺動ベッドの揺動刺激は、重症心身障害児者の自律神経反応に好影響を与え、リラクセーションを促進する効果があることが示された。
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Free Research Field |
特別支援教育
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究の学術的・社会的意義は、新たな支援ツールとして揺動ベッドの効果検証を行うこと、重症心身障害児への揺動刺激を取り入れた授業づくりの提言、余暇活動の充実への貢献である。
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