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2022 Fiscal Year Annual Research Report

健側の眼球運動と瞬きを同期させた眼窩エピテーゼの開発

Research Project

Project/Area Number 22H04209
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

田中 清志  秋田大学, 医学部附属病院, 歯科技工士

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2023-03-31
Keywords瞬き駆動装置 / 瞬き検出装置 / 瞬くエピテーゼ
Outline of Annual Research Achievements

現在、悪性腫瘍、先天性疾患、交通外傷などが原因で、顎顔面部に欠損が生じた場合、補綴物修復法としてシリコンあるいはポリウレタン製のエピテーゼが用いられている。通常、眼窩を含むエピテーゼでは、義眼が埋め込まれており、欠損部の補綴に加えて見た目の自然さを醸し出している。しかし、現状のエピテーゼには、健側の目と同期して瞼を瞬きさせる機能があるものは存在せず、対話者とのコミュニケーションにおいて不自然さがあり、患者の精神的な苦痛は改善されず、社会復帰を阻む要因にもなっている。一方、ヒト型ロボットや動物型ロボットでは、ヒトと自然なコミュニケーションのため、瞬き機能を取り入れたものがある。これらは、頭部全体に多くの機械部品が組み込まれており、これを小さく薄型のエピテーゼに導入することは容易ではない。そこで本研究では、引き続き3Dプリンターを用いて健側の眼球運動と瞬きを同期させたエピテーゼの開発に係る試作及び改良を行った。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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