Research Project
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
従来のCT装置では評価困難であったCT値を利用とする血管内の石灰化内部評価を可能とした。治療可能および治療困難なCT値の推定及び治療後の石灰化分布を予測することはできた。しかし、検討症例数が少ないこともあり、現状では石灰化内部の治療に利用したカテーテル物品とCT値の関係については明確にできていない。
末梢血管造影領域、CT、石灰化病変
治療前後の石灰化分布をDECT画像にて評価することにより、石灰化内部の性状評価を行う。これにより、石灰化内部の治療に利用したカテーテル物品とCT値の関係を明確にでき、医師の治療戦略に臨床的有用性の高い情報を提供し、今まで救肢できなかった症例に対しても治療前の精査により、治療可能な血管内石灰化部と治療困難な血管内石灰化部とに分別が可能となり、最適な治療選択が望める。