2022 Fiscal Year Research-status Report
Space, Consciousness and Art, ~ Playing Spatial Instruments, Becoming Space ~
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22K00226
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Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
古川 聖 東京藝術大学, 美術学部, 教授 (40323761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 晴行 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50313341)
三枝 一将 東京藝術大学, 美術学部, 助教 (60529949)
浜野 峻行 国立音楽大学, 音楽学部, 非常勤講師 (70727693)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 音楽 / コンピューター / 身体 / 空間 / あたらしいメディア / インタラクション / 共鳴 / コンピューターミュージック |
Outline of Annual Research Achievements |
研究は研究計画に沿っておこなわれた。 メインの研究期間である<ステージ2>=2023年度にむけた準備が行われた。複数回の研究会(2人の外部の専門家も招聘)を開催し、またコア研究グループである、古川(代表者)、藤井(分担者)、濵野(分担者)三枝(分担者)は実験パフォーマンスでつかう楽器、ソフトウェアの調整、改良をおこない、2023年2月23日、26日に東京都都庁前都民広場にて実験パフォーマンスを2回おこなった。また古川は実験測定にむけて慶應大学の柴玲子と”インタラクティブ参加型アートによる動機付け・コミュニケーション効果促進の検討”のタイトルで、参加型アートにおける心理実験の手法の開発、効果測定に関し、音楽療法学会において研究発表を行った。研究目的である、”新しい意識、かたちの仮説抽出”にむけて 実験パフォーマンス参加者へのアンケート(東京藝術大学倫理審査委員会で認可)、およびにその話し合いの結果は現在まとめており、2023年7月にはその作業は終了する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実験パフォーマンスでつかう楽器、ソフトウェアの調整、改良も順調に行われており、 パフォーマーグループのデザインと形成も進められている。 実験パフォーマンスも複数回行われ、その結果の整理、検討も順調に進められている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度(2023)は研究のメインステージである、<ステージ2>に入る。 人間には身体と身体感覚があり、人間が行う音、音楽とは畢竟、聴覚と身体通したリズムなどによる、複数の人間の身体の相互応答(インタラクション)、神経系の同期、共鳴、共振であると考えられる。この総体的な表現、表彰行為を通して、この<ステージ2>の期間にそれらを共鳴、身体、空間、意識、音楽、音の関係性に注目し、検討をおこない、実験パフォーマンスなどの実践によって、確認されるありうる仮説などを準備する。
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Causes of Carryover |
分担者藤井晴之は計画していた研究発表(国内)を社会的状況を考慮し(コロナ流行)次年度に延期した。 本年度において昨年度、未使用で繰り越した助成金などを活用し、国内研究発表、研究会などを予定している。
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