2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
22K00229
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
近野 賢一 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (20761612)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 舞台語発音 / 発音法教育 / ドイツ語 |
Outline of Annual Research Achievements |
「国内の音楽大学におけるドイツ語発音法教育の実態調査」が、当該年度の主たる実施内容であったが、コロナの状況により進められなかった。2年目である今年度にはまず「国内の実態調査」を行う。海外への渡航も以前より容易になったので、本来の計画通りの「ドイツ語母語圏の音楽大学等における発音法教育の実態調査」まで行えるよう、受け入れ先国や機関の動向を注視しながら進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当該年度においては、依然としてコロナが収束していなかったため、音楽大学での発音法教育の十分な実態調査ができないと判断し、出張を取りやめたためである。具体的には、マスクをしたままでの声楽レッスンなどが続いており、発音法教育における口の形や口腔内の様子、またそれが生み出す響きの差異についての、詳細なデータを集めることが難しかったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
国内の声楽教育もコロナ前の状況に戻りつつあるので、2年目である今年度にはまず「国内の音楽大学におけるドイツ語発音法教育の実態調査」を行う。また、本来の計画で2年目に行うとしていた「ドイツ語母語圏の音楽大学等における発音法教育の実態調査」まで、今年度に実施できるよう進めていく。ただしそのために受け入れ先国や機関の動向を注視して、実態調査を今年度中に行えるかどうかの状況を判断する必要がある。
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Causes of Carryover |
コロナにより「国内の音楽大学における発音法教育の実態調査」を行わなかったため。次年度においては、当該年度ならびに計画通りの「ドイツ語母語圏の音楽大学等における発音法教育の実態調査」をできる限り行う。
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