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2022 Fiscal Year Research-status Report

The Influence of English "Anti-Modern" Utopian Literature on the 19th and early 20th century Japan

Research Project

Project/Area Number 22K00497
Research InstitutionBukkyo University

Principal Investigator

清川 祥恵  佛教大学, 文学部, 講師 (50709871)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords英文学 / ユートピア / 人間性 / モダニティ / 近代化
Outline of Annual Research Achievements

本年度の研究成果としては、まずは共編著『人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか』が挙げられる。担当章のみならず、総論の執筆を通して、「神話」を通じて緩やかに接続される、非西洋地域の「近代化」への葛藤について理解をさらに深めることができた。ユートピア的な「物語」はなぜ求められるのか、という問いを普遍的なものとして把握することで、本課題の視点を明瞭なものとすることができた。また、10月には本書をもとにした合評会を開催し、執筆者同士の意見交換をすることでも、さらに新たな視角を得たり、共通点を見いだすことができた。
なお、本研究は単独研究であるが、この共編著のメンバーで行なっている神戸神話・神話学研究会での研究テーマと一部重なる部分があるため、同会で企画中の別の論集のためにオンラインにて行なった複数回の研究会も、本課題の進捗に大いに寄与した。さらに、2022年の秋には、日本の文学と魔術の関係についての論集の企画が持ち上がったため、やや研究計画を変更し、最終年度に取り組む予定であった原民喜の文学の検討に着手することとした。
資料調査としては、9月に東京・新潟での英学にかんする現地調査を行なった。東京では英学校・欧文正鵠学館跡地をふくめ、本邦における英学の歴史を概観し、国立国会図書館で関連資料を閲覧した。新潟では古町・異人池周辺と、現・学校町の周辺史跡の痕跡を中心に調査した。
その他、関連するモダニティ/近代化についての研究会などもにヴィジターとして参加するなどし、より多角的な切り口で考察をすすめている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

別の共同研究から派生した企画との兼ね合いにくわえ、Covidの規制緩和が進んだことにより、来年度の国際比較神話学会に現地参加する見込みが立ちそうなことから、当初計画に若干の変更・調整を加えているため。

Strategy for Future Research Activity

一部、次年度に実施予定だった小テーマとの入れ替えなどが発生している。また、Covidの規制緩和が進んだことにより、来年度の国際比較神話学会に現地参加する見込みが立ちそうなため、当初計画に若干の変更・調整を加えている。引き続き、国際学会での発表、論集への寄稿等の成果発表に取り組みながら、現地調査も平行してすすめてゆく予定である。

Causes of Carryover

Covidの規制緩和がすすみ、来年度にアイルランドでの国際学会(International Association for Comparative Mythology)参加の目処が立ったことで、当初計画で想定していなかった渡航費用を捻出する目的で、本年度の使用額を調整したため。夏期の、費用が比較的高額な時期の渡航となる見込みであるため、次年度使用額を渡航費・宿泊費に充てることを計画している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Book (1 results)

  • [Book] 人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか2022

    • Author(s)
      清川 祥恵、南郷 晃子、植 朗子
    • Total Pages
      368
    • Publisher
      文学通信
    • ISBN
      9784909658852

URL: 

Published: 2023-12-25  

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